赤間神宮|狛犬

赤間神宮の写真

赤間神宮

所在地:山口県下関市阿弥陀寺町4-1
撮影日:2014年01月12日
掲載写真:15枚
赤間神宮主祭神:第八十一代安徳天皇
創建:貞観2年(859年)


赤間神宮は壇ノ浦の戦いで亡くなった安徳天皇を祀った神社です。
久しぶりに訪れましたが時間がなくてゆっくり見て廻ることができなかったのが残念です。なんとか狛犬の写真だけは撮影してきました。


境内には「耳なし芳一」で有名な芳一堂があり、またここが平家終焉の地ということで平家一門の墓(七盛塚)があります。今回は参拝していませんが安徳天皇陵もあります。
赤間神宮の神門は「水天門」で竜宮城を模した楼門です。大きな道路のすぐ傍にあるんですが、この水天門を見るとまるで別の世界を訪れたような気がします。周りとの雰囲気が違いすぎますよね。


赤間神宮では二対の狛犬を撮影しました。
拝殿へ向かう階段下の狛犬は、そのたてがみロールぶりにテンションが上がってしまいました。
なぜそんなにロールしているのでしょうか?(どこ見てんだよw)
ここまでロールしているのは珍しいのではないでしょうか(知らないけどw)

 

 

この狛犬は両形とも「獅子」とのことで、拝殿に向かって右側が父獅子(玉を踏んでいる)、左側が母獅子(子獅子を押さえている)だそうです。説明板に詳しく書いてあるので助かります。
母獅子が押さえている子獅子が、もはや潰されているように見える管理人は目がおかしいのでしょうね。

 

 

拝殿前の狛犬はカッコイイですよね!
胸板が厚くてうっとりしちゃうような狛犬です。
筋骨隆々、爪先も鋭く迫力があって管理人はけっこう好きなタイプです。

 

 

赤間神宮境内の狛犬の画像は、本殿へ向かっていく順番で掲載しています。
境内の様子は「神社サイト」で確認してください。

 

【計15枚掲載】
記:2014年08月30日
編集:2018年03月17日

 

 

 

赤間神宮の狛犬01番(階段下の狛犬)

赤間神宮狛犬の説明板の写真

この獅子一対は、中国大連の花崗岩を現地彫上げ、大連神社全国氏子有志の手によって運び、平成七年十月一日赤間神宮大前に奉納されたものです。

神前に向かって右側の玉を手にする方が父獅子、左側の子獅子を押えている方が母獅子で、口中の玉は石彫の過程で仕上げており、あとでいれたものではありません。頭から台座まで見事な出来栄えの獅子であると申せましょう。

 

 

赤間神宮拝殿に向かう階段の下に、1対の狛犬がいました。
説明板にはどちらが阿形で吽形なのかの記述はありませんでしたが、拝殿に向かって右側にいるのが阿形、左側にいるのが吽形だと判断しました。


説明文によると、阿形も吽形も「獅子」だそうです。

「狛犬ではない」ということになりますが(「獅子」と「狛犬」のお話は「狛犬とは」ページをお読みください)、中国大連で作られた狛犬ですから、両方とも獅子像なのは当然だと思われます。(獅子像が「狛犬」と「獅子」に分かれたのは日本独自の文化によるものです)

 

 

拝殿に向かって右側の阿形は父獅子、左側の吽形は母獅子です。父獅子が玉を、母獅子が子獅子を押さえつけています。

玉と子を持つ狛犬をそれぞれ「玉取りの狛犬」「子取りの狛犬」と呼ぶので、こちらの狛犬(獅子像)も同じく、玉を押さえつけている父獅子を「玉取りの狛犬」、子を押さえつけている母獅子を「子取りの狛犬」と呼ぶことにします。

 


階段前のこちらの狛犬は、たてがみロールぶりがとても素晴らしいですね。もわっ!って感じです!
これぞまさしく「獅子」みたいな感じで、管理人は好きな狛犬像です。

 

 

画像は阿形と吽形を向い合せで掲載しています。「吽形→阿形」の繰り返しです。 

 

 



 

 

 

赤間神宮の狛犬02番(拝殿前の狛犬)

赤間神宮拝殿前に配置されていた1対の狛犬です。

拝殿に向かって右側が阿形、左側が吽形です。阿形は口を開けており、吽形は口を閉じています。



クワッ!って感じで口を開けていて、阿形の表情がカッコイイです。

吽形も阿形も、胸板が厚くてめっちゃ強そう!!
お尻からも撮影してみましたが、しっぽのカタチが素晴らしいです。炎のようです。

個人的に、胴回りの縞というか腹筋というか、なんかウエストが引き締まっていてこれもカッコイイと思います。爪も鋭い感じで素敵!

 

 

画像は阿形と吽形を向い合せで掲載しています。「吽形→阿形」の繰り返しです。