鵜戸神宮・鵜戸の古狛犬|狛犬

鵜戸神宮本殿の写真

鵜戸神宮・鵜戸の古狛犬

所在地:宮崎県日南市宮浦3232
撮影日:2012年11月02日
掲載写真:11枚
鵜戸神宮主祭神:日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)=神武天皇(初代天皇)の父親


鵜戸神宮(うどじんぐう)は宮崎県日南市にあり、景勝地としても有名な神社です。すぐそばには青い海が広がっています。お天気が良いと散策するだけで気持ちが軽くなる「ハレ」の場所だと思います。


鵜戸神宮は初代神武天皇の父である日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)が主祭神で、本殿は岩窟の中にあります。そして、鵜戸神宮本殿にはいわゆる台座に置かれているような狛犬像はありませんでした。
本殿の柱上部には象や麒麟、牡丹などの彫刻があり、その中に獅子の彫刻もありました。下記でも説明していますが、管理人はこの獅子像を狛犬だと判断しています。獅子像は口を開けているもの(阿形)と口を閉じているもの(吽形)が本殿の左右に対となるように装飾されていました。
本当はきちんと説明したかったのですが、ガラケーで撮影したので写真がブレブレになってしまい、よくわからない写真しか掲載できません。ごめんね。


鵜戸神宮本殿は楼門よりもずっと奥にありますが、楼門の横(本殿に向かって左側)に別の入口があります。入ってみると、赤い鳥居が続く階段と、何やら案内板のようなものがありました。
案内板の横に狛犬らしきものがいることに気づいたので適当に携帯で撮影し、後から写真を確認したら「鵜戸の古狛犬」というものでした。200年以上前に造られた狛犬のようです。
鵜戸神宮には何度か行っていますが、境内の中に鵜戸神宮以外の神社があるなんて知りませんでした。やっぱりゆっくり廻ってみるものですね!


画像は鵜戸神宮本殿(装飾部分)の狛犬、鵜戸の古狛犬の順番で掲載しています。

鵜戸神宮の境内の様子は「神社サイト」で確認してください。

 

 

【計11枚掲載】
記:2014年08月30日
編集:2018年03月12日

 

 

 

鵜戸神宮本殿右側の狛犬(阿形)

鵜戸神宮本殿右側の装飾部分の写真

 

鵜戸神宮本殿には象や麒麟、牡丹などの彫刻が装飾されています。

このうち本殿右側(正面に向かって右側)の柱の上部には「獅子」の彫刻があります。

 

この獅子像は、口を開けて玉を咥えています。

逆側(本殿左側)にも同じく獅子の彫刻があり、そちらの獅子像は口を閉じています。

 

 

 

通常の狛犬の場合、本殿に向かって右側に獅子、左側に狛犬が配置されます。

右側の獅子は口を開けている「阿形」で、左側の狛犬は口を閉じている「吽形」です。玉を持っている狛犬は通常は「阿形」です。

本殿右側の獅子像は口を開けて玉を咥えているわけですから、狛犬としての「阿形」だと考えられます。

 

 

鵜戸神宮本殿の装飾については「神社サイト」の方でも書いていますが、各彫刻が左右で対になって配置されています。獅子像に関しても、間違いなく「対」の概念を持って配置されています。

狛犬とは」のページでも説明していますが、現在の狛犬はほとんど獅子像になってしまっていますので、この鵜戸神宮本殿の獅子の彫刻も「狛犬」と呼んで差し支えないと思われます。

つまり、例え台座に置かれていなくても「狛犬」として紹介しても良いよね、ってことです。

       

 

 

 

鵜戸神宮本殿左側の狛犬(吽形)

鵜戸神宮本殿左側の装飾部分の写真

 

鵜戸神宮本殿の左側(正面に向かって左側)には、右側の獅子像のちょうど反対の位置に、口を閉じた「吽形」の狛犬があります。

阿形の時にも説明しましたが、狛犬なんですけど獅子像です。

対をなす形で装飾されているのは間違いないし、撮影した写真がブレているので獅子なのか狛犬なのかハッキリとはわかりませんが、像の模様が右側の獅子像と同じなので、左側の像も獅子像だと判断しました。

 

 

 

 

鵜戸の古狛犬

鵜戸神宮の境内(楼門を入ってすぐ左側)に鵜戸稲荷神社への入口があります。

入口を入ってみると、すぐに立札・石碑が目に入ります。
この立札・石碑の右隣りに一体の狛犬がいました。

鵜戸の古狛犬の説明板

一、鵜戸の古狛犬
この狛犬は文政八年(西暦一八二八年)に土砂崩れにより海中に没していたものを引上げ修復したものである

一、神武天皇御降誕伝説地
一、鸕鷀草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)の西洲(にしのくに)の宮跡地


 

 

案内文によると海中から引き上げられた狛犬だそうです。
一体しか存在していない(対のもう一体が存在しない)ので断言はできませんが、口を閉じているので吽形だと思います。
1828年に引き上げられたそうですから、造られたのは1828年よりも前ということです。

つまり、鵜戸の古狛犬は造られてから200年以上は経っている、ということですね。