蠣久天満宮【狛犬】

蠣久天満宮写真

 

所在地:佐賀市鍋島町大字蛎久1448
撮影日:2015年01月01日
掲載写真:13枚
主祭神:菅原道真公


蠣久天満宮(かきひさてんまんぐう)は佐賀県佐賀市鍋島町蛎久にある天満宮です。
創建は天喜2年(1054年)で、太宰府天満宮から御分霊を勧請して創建されました。祭神は菅原道真です。

太宰府天満宮、水田天満宮(福岡県筑後市)と共に「鎮西三大天満宮」と言われていましたが、元亀元年(1570年)の大友の乱(おそらく「今山の戦い」あたり?)で焼失してしまいました。
元亀4年(1574年)に龍造寺隆信が社殿を造営し、以降は龍造寺家、鍋島家に厚く信仰され、神殿、拝殿、付属建物も造営されていきます。現在の本殿は高欄の金物の銘により文化14年(1817年)に建立されたと思われますが、詳細はわかりません。


このページでは蠣久天満宮の狛犬を紹介していきます。
が、管理人は蠣久天満宮の脇にある駐車場からどーんと入っていきましたので、参道を通っておりません。
撮影した狛犬は拝殿前の狛犬のみであり、神門近くにある肥前狛犬の存在なんて全く知りませんでした。こういう「駐車場から入るため参道を通らない→重要な文化財や他の狛犬に気づかない」パターンを繰り返しているような気がしますので、以後は気を付けたいと思います。たぶん。


蠣久天満宮の狛犬は珍しいことに、阿吽が左右逆に置いてあります。通常は本殿に向かって右側が阿形、左側が吽形という配置ですが、こちらは逆なんです。拝殿前の狛犬もそうですし、ネットで調べたら神門前の肥前狛犬も左右逆に置いてあるそうです。なぜなんでしょうね?気になります。
拝殿前の狛犬しか撮影していないため片手落ちなのは否めないのですが、とりあえずブレまくっている狛犬の画像を掲載しておきます。元旦に訪れたために人に紛れてまるで盗撮するかのように撮影した結果、出来上がった画像がコレです。でももう気にしないことにしました。


蠣久天満宮の境内の様子は「神社」サイトで確認してください。
なぜか菅原道真と牛の関係についてや、天満宮の紋についても書いています。あれです、撮影した画像数が少なかったので、誤魔化すために色々と書いてみただけです。

 

 

 

蠣久天満宮狛犬

蠣久天満宮 拝殿

蠣久天満宮拝殿の前に置かれていた狛犬一対です。
通常の阿吽の位置とは反対で、拝殿に向かって右側に吽形が、左側に阿形が置かれています。阿形は口に玉を咥えていますね。
岩に前足をかけており、こういう狛犬の形を「岩狛」と言うそうです。佐賀に多い形のようですね。でもこの狛犬の場合はなんだかちょっと、岩が小さいですね。

両狛犬の前に自分が立っているのをイメージして画像を並べていますが、こういう風に画像を掲載しようと思って撮影したわけではないため、左右対称の画像になっていません。我ながらちょっと酷いと思いました。ごめんなさい。

画像は阿形と吽形を向い合せで掲載しています。(通常とは配置が逆なので阿形吽形の順です。)